被告が平日に家にいない場合、休日指定送達を利用しよう

5月21日に簡易裁判所から「口頭弁論期日呼出状兼期日請書」なる、送り仮名のない長い表題の用紙が送られてきて、FAXで返信したまま口頭弁論の出廷期日まで、特に何事もなく過ぎていました。それから2週間後・・。

6月4日に簡易裁判所から電話がありました。その内容は、
「○○(被告)宛に送った訴状等一式の書類が、不送達で戻ってきてしまいました。」というものでした。つづいて「休日送達で送ってみますか?」と回答を求めてきます。「?」と私の脳内にクエスチョンマークがともりましたが、すぐさま「そうして下さい」と答え、「わかりました」と言う短い言葉とともに電話は終わりました。

電話が終わった後考えました。「休日送達?」と。もちろん読めばわかります。平日送達は平日に配達する、休日送達は休日に配達するということぐらいは。私のクエスチョンマークの意味は2つあります。1つは、平日送達と休日送達という種類が分かれて存在していたということ、もう1つは、それを教えなかった、そして分かっているものとして回答を求めてきたということの2つです。

訴状が受理されると、被告に訴状や証拠書類その他1式が送られますが平日に限定して送られていた事は知りませんでしたし、裁判所での書記官の説明の時は、こんな事には全く触れていません。

いきなり電話をしてきて「戻ってきたんだけど休日配達に変更する?」と言っているようなものです。裁判を知っている弁護士との会話になれてしまって、すでに知っていて当たり前のように思っていたのかも知れません。

例えば被告が会社員だったとすると、平日に送達しても居ないことの方が当たり前で、私の場合
のように被告が学生ではないかと推測される場合でも、平日に家にいる可能性は非常に低いことになります。書記官が最初に説明した時点で、「平日送達と休日送達あるけど、どうする?」と聞かれれば、迷いなく「休日送達」を選択していました。

少額訴訟では公示送達ができないため、訴状が被告に届かなければ裁判になりません。
訴訟を送る時は被告の職業や家に居る日や時間帯など、分かる範囲で調べ、訴状の送達を指定して下さい。間違っても私のように後で気づくことがないよう覚えておいてください。このあと、休日送達に変えて口頭弁論の出廷日まで待つことになります。
休日送達は正確には休日指定送達といいます。

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