訴訟で勝つためのテクニックは存在しない

訴訟の流れは分かったでしょうか?
読み終えた今でも裁判所の敷居は高いですか?
返さない人の心理から何を見つけましたか?
訴訟を起こせない思考回路を理解することであなたは今どんな気持でいるのでしょう?

本人が起こせる訴訟の本は、各種様々なものが出版されています。「訴訟の勝ち方」、「必ず勝てる」「必勝法」などなど、表紙だけ見ると、内容に勝つ方法が書いてあるかのように見えるものもあります。

私は訴訟を起こすために、本人でできる訴訟の様々な本を全て購入しました。そして全てに目を通しました。しかし内容は、たくさんの法律の解釈やその法律を適用するところ、訴状の紹介や訴状等の書き方、ほんの少しの事例と必要書類など、訴訟を進めるにあたって必要なものが書いてあるだけで、およそ勝つためのテクニックなどを教えるにはほど遠い内容でした。しかも、法律用語のオンパレード。

恐らくこれらの本を読んでいるうちに、訴訟を起こそうと思う気力がなえてしまった方も大勢いいるのではないかと思います。私たちはプロになろうと思っているわけではありません。
しかも、実際訴訟をしていくうちに、これらの本では知り得なかった出来事が、雨あられのように降りかかってきました。

はっきり言います。訴訟に勝つための必勝テクニックなどは存在しません!
弁護士に依頼すれば彼らの持つ経験や長年培ってきた知恵から“勝ちパターン”のようなものは存在するかもしれません。そんな弁護士が付いていてさえ、素人が見ても不当な判決が出される現実を、新聞やテレビで目にすることはよくあります。

大切なのはあなたの心です。
「訴訟を起こすんだ」という強い決意と、わずかな一歩を踏み出す勇気が大切なのです。
まずはここからです。出発もしないで憤っていてもなにも始まらないし何も起きません。
当サイトの内容をもう一度確認して、気持ちを新たに、訴訟を起こす決意を固めてください。

そしてもう一つ。
裁判所は誰の味方でもないということを理解してください。あくまでも中立公平、そして受身です。
訴えのあった人をリードしてくれることなどありません。これを忘れないでください。
裁判所は法律にのっとって様々な訴えを機械的に処理する場所です。複雑な事務処理を行っている機関であるというだけで、決して敵にも味方にもなりえない存在です。

そう考えると、裁判所というところの敷居は低くなりませんか?
誰からの訴えも退けることなく(不当なものでなければ)受け入れもするし、受け入れればそれを審理します。決して怖いところではないでしょ?
とにかく、「権利の上に眠るものを法は救わない」という事です。訴え無ければ裁判なしということを頭に叩き込んでください。誰かにお金を貸して「自分はお金を返してもらう権利があるんだ」と一人悦に入って何もせず、貸した人がお金を持って雲隠れしてしまっても、「自分は返してもらう権利がある」とただ主張していてもなにも起こらないということです。

民事事件に関する時効

「時効」という制度があったことを思い出して調べてみました。しかし、これには参りました。
確かに時効というものが存在しますが、それは誰のためにあって、その根拠となるものは何かという根本のところの結論はまだ出ていないようです。存在するのに結論が出ていない不思議な制度でもあります。そもそも、事実があっても、決められた期間が過ぎるとそれが帳消しになる訳ですから、これは議論の余地ありでしょう。

「時効とは」と書き始めると、その根本の「時効の存在理由」という概念から入らねばならず、存在理由についてはまだまだ議論の余地があるわけなので、当サイトでは「時効の種類」とその「期間」について掲載するにとどまろうと思います(全ては書ききれないので、私たち訴訟素人に関わりそうな内容のみ記載します)。

時効は刑事上の時効と民事上の時効とに分かれています。当サイトは民事訴訟を中心にしているので、民事訴訟法上の時効を紹介します。民事訴訟は消滅時効と取得時効とに分かれています。
民事に関する時効

消滅時効・・・一定期間継続して権利が行使されない時、その権利を消滅させる時効です。
取得時効・・・他人の物や財産権を一定期間継続して占有した者に権利を与える時効です。
なお、毎年行われる法改正で、権利項目に対する時効の期間が変わる場合があります。あくまでも参考にしてください。

サブコンテンツ

このページの先頭へ